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時間で生活している私たちは、遅く寝たからといって、翌日、その分、遅く起きるということはできません。
登校時間、会社の始業時間は簡単に遅くすることができません。
遅く寝る習慣は、常習的な睡眠不足の原因になります。
NHK放送文化研究所の国民生活時間調査によると、1960年代では23時には90%の人が寝ていたということです。
それでは、現在はどうかということ、それでもちょっと前のデータですが、2000年では23時にはまだ50%の人が起きているそうです。この40年間、出勤・登校時刻はほとんど変化がないのですから、睡眠不足の傾向が強くなっているのは確実です。

日本人の生活が、極端に、夜型化し、睡眠時間短縮しているということです。
欧米と比べて異常と言えるほどです。
日本の若者と比べて、平均的に、各国の若者は長い時間寝ています。
アメリカ人 30分以上長い
ヨーロッパ 1時間30分長い
スイス 2時間30分長い
この睡眠時間の差をみると、日本の若者の昼の生活の活性はかなり落ちていると言わざるをえません。昼の眠気や不効率は必ず作業・学習状態に反映しているはずです。
小学上級生から高校生までの、体調不良を訴える子の半分以上が睡眠不測を訴えているのが現状です。
感情の制御の不安定でキレる若者の増加、自殺願望の増加などが睡眠不足、睡眠障害と無関係とは言えません。
成人では血圧や耐糖能の低下が進展します。これは、まさに老化現象と同じです。
日本人は大事ななものを見失って、病んだ道を選択しているのではないでしょうか。
ここちよい、十分な睡眠こそが健康で穏やかな、本当に豊かな社会をもたらすと言えないでしょうか。