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「こんなものまで」と思うような新しいものが次々出てきます。今後も新しい素材がどんどん現れては消えていくことでしょう。
このように新しい材料が次々と登場するということは、裏を返せば、素材にはこれという決め手がない証拠でもあります。
枕の中に入っている素材をリストしてみると、
1.低反発ウレタンフォーム
2.プラスチックチップ
3.羽毛
4.そば殻
5.もみ殻
6.パンヤ
7.大理石
8.ヒノキチップ
9.・・・・..
10.・・・・
まだまだいろいろなものがあると思われます。枕を選ぶために、心に刻んでおくべきことは、素材には決め手がないということです。
通気性がよくないので、夏場は汗が溜まります。柔らかいので、頭が沈み、高さ、形が安定しません。中に入っている低反発ウレタンフォームにカビが生えたりします。
ビーズやカットパイプ製が一般的です。合成樹脂なので、ダニの心配がありません。通気性はよいですが吸湿性はありません。放熱性もよくありません。形の安定が悪い点も気になります。
アメリカ映画でおなじみ?
頭が沈み込みやすく、形状の不安定さが問題。
放熱性に優れていますが、形状の不安定さが問題。自然素材ゆえに、ダニの発生も気になります。
吸湿性が優れている。耐久性にかける。熱はこもりやすい。
か、セラミックや旧来の小豆、竹やヒノキや桐のチップ、大理石、果ては備長炭までいろいろな素材の枕があります。
これほど枕の素材が次々に現れるということは、どの素材にも長所・短所があり、決め手にかけるということです。
枕を選ぶときに、素材で選ぶと、新しい素材のものなら、もっと寝心地が良くなるのではないかという考えになります。そして、また新しい素材の枕を探し求めることになってしまいます。いくら探しても、本当に良い枕に出会うことができません。本当に良い枕は、新しい素材は枕問題の解決ではないからです。

意外なことですが、枕に求められることは、素材よりも「形」と「高さ」だということに多くの人が気がついていないことです。
枕にとって重要なことは、その高さが寝る人の体型と寝具の条件にフィットすることです。
一晩中、頭をのせていても、高さが変わらず、変形せず、寝返りをして身体の向きや頭の位置が変わっても、同じ高さでフィットする安定性です。
どんなに新しい素材を詰めた枕を購入しても、「高さ」、「形の安定性」で選ばなかったら、しっくりいくわけがありません。
ピローフィッターなる職業も現れました。枕の調整の専門家(?)です。
しかし、新しい分野のため、本格的な知識を持った方は多くはなく、ちょっとした講習で資格を取ったようなケースが多いようです。
専門家が、とんでもない枕を選択して薦める場合もありますので、自分でしっかりした知識、選択や判断の基準を持つべきです。