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食事の3つのポイント

1.がんの栄養源を断つ食事

最初に注目する食事のポイントは、「塩分をまったくとらない。」ことだろう。
ゲルソンは塩の摂取とがんのまん延には相関関係があると考えていた。
そのため、塩、単独のNa、単独のClともに極限まで食事から取り除く。
塩がないとがんの成長には具合が悪いようだ。
ナトリウムNaを減らすにはカリウムKを増やすことが重要となる。
食品添加物に含まれる塩分やNaにも細心の注意を払って排除するようにします。
塩をとったら、食事療法は成り立たないと考えてよいと思われるほど重要な点です。

二番目に注目する点は、「脂肪をとらない。」ことです。
亜麻仁油(魚油)のDHA、EPA以外の油は禁止です。
当然のこと、肉や乳製品は食べません。
食品の調理や加工に油をまったく使いません。

この二つを十分理解したうえで、植物食を摂ります。
面白いことに、加工食品はいろいろな形で添加物が使われ、ほとんどすべてにNaが添加されていることに気がつくはずです。
ゲルソン療法では外食は不可能です。
現代人の食生活ががんを生み出しているとゲルソンは50年以上前に指摘しています。 そのほか、砂糖、加工食品の類を一切食べません。
この徹底した食事療法が治療食の基礎になります。

2.がんの環境を破壊する食事

がんが発生し、成長するのは体内の環境ががんに適しているからです。
がんは代謝の乱れに乗じて、発生し、増殖するのです。
そこで、ゲルソンは新鮮な無農薬有機栽培の野菜ジュース、特にニンジンジュースを大量に飲むことで、体内の代謝を正常にし、がんにとって住み心地のわるい環境を作り出し、がんに適した体内環境を破壊してしまおうと考えています。
塩抜き、油抜き、動物たんぱく抜き、砂糖抜きに代表されるゲルソン食は、肝臓の負担を軽減し、そこに大量の新鮮な野菜ジュースを飲むため、食物酵素が体内の環境を改善して代謝を正常化します。体内の酸化システムが正常に機能するとがんは、そのような環境で生きていくことができないのだとゲルソンは指摘します。

3.免疫系の活性化のための食事

免疫力の活性化、がんを攻撃する免疫の働きは、ヨードの摂取を勧めている。 ルゴール液の1/2濃度を3滴、一日6回。 それと甲状腺剤。これは動物の甲状腺を粉末にしたもの。130mgを一日6回。
甲状腺剤は、医師の監督下で飲用しないと危険があるため、簡単に入手できません。 ルゴールには無機のヨード、甲状腺剤には有機のヨードが含まれます。
ルゴールは薬局で簡単に手に入ります。 有機のヨードは、甲状腺罪ではなく、粉末の昆布や根昆布を食べるのがよいのではないかと思われます。
ゲルソンはいつでも単一の要素ではなく、複数のものを組み合わせて使いました。 がん細胞のなかにヨードが入っていくことで破壊が始まるということです。

ゲルソン療法は全体で一つ

注意しなければいけないことは、ゲルソン療法の一部を取り上げてはいけないということです。食事やサプリも含め、ゲルソンは相互の働きを綿密に計算して、食事の処方箋を作りました。
がんにはカリウムがいいとかヨードがいいとかいうことではありません。
単一のものを扱っても効果がないばかりか、おそらくは害になるでしょう。
娘のシャルロッテ・ゲルソンはまるごと全部をそのままやるか、まったくやらないかと選択を迫っています。
くれぐれも部分を見ないように。