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アレルギーを起こして問題になるダニは、主にヒョウダニ属のコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニの2種類です。
卵から孵化し、脱皮を繰り返して成虫になるまで1ヶ月近くかかります。
成虫になってからも、温度と湿度が整って、えさがあると、2、3ヶ月は生きています。
1匹のダニは、生涯に4、5百個の糞をします。100匹、1000匹のダニがいれば、糞の数は5万個、50万個にもなります。
恐ろしい数です。
布団を例に考えてみると、このような数のダニの糞は、布団の表面ではなく、綿の中で発生することが想像できます。表面のダニは、払えば落ちてしまいます。布団の四隅の縫い目のようなところには、埃がたまりやすく、その中にかなりの量のダニがいることがあります。しかし、ダニの多くは布団の綿の中にもぐりこみ、そこで生活し、卵を生んで増えていきます。
ダニは非常に非常に生き物で、肉眼でやっと見ることができる程度の大きさです。体長はおよそ0.2mmから0.3mmぐらいです。畳の上をはっていても、布団の上をはっていても、たいてい気がつきません。
糞のサイズは、0.01mmから0.04mm程度です。糞の場合、乾燥すると、粉々になって0.001mmから0.002mmの大きさになります。
このようなサイズは呼吸とともに肺の奥にまで入り込むので大変厄介なのです。
ダニ本体のもつアレルゲン量は糞の10倍もあります。
しかし、「1匹のダニがする糞の数」に書いたとおり、ダニの数と糞の数では、500倍の差があります。
結果的に、アレルギーを起こすコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニの場合、糞のアレルゲンが全体の99%になります。
問題は糞なのです。